はじめに
みなさん、こんなことありませんか?
転職を考えているけど、要領もわかっているのでやりやすくつい先延ばしになっている。
別れた方がいい相手だとわかっているけど、別れられない。
「何か状況を変えたいけど、今の状況、環境に慣れており居心地がいい」と
今いる場所に踏みとどまっていませんか。
本当は変わりたいのに、状況を変えたいのにできない…
それにはきちんと理由があるんです。
コンフォートゾーン
この「変われない」にはコンフォートゾーンとホメオスタシスというメカニズムが関係しています。
コンフォートゾーンって何?
「コンフォートゾーン」とは、人がストレスや不安を感じずにいられる心理的な範囲のことを指します。
この状態にいるときは、自分の能力やスキルを超えた挑戦を避ける傾向があり、安心感と安定感を保ちながら日常生活を送ることができます。
そしてもう一つ「ホメオスタシス」
これは、変化を拒んで一定の状態を維持しようとする機能で、
コンフォートゾーンから抜け出そうとするときに、元の状態に戻そうとする働きをしているんです。
つまり、「変われない」のは意志が弱いとかの前に
人は本来「現状維持を好んで、変化を嫌い、戻ろうとする」ということ。
だから、「変わりたい!」と思っても、「変われない」現実になってしまうんです。
コンフォートゾーンに留まることのリスク
コンフォートゾーンにいると、安定や安心感が得られるから居心地がいいんですよね。
しかし、長期的にみると
〇成長が停滞する
〇自己実現の機会を逃すリスクが高まる
「現状維持は後退の始まり」という言葉があるようにコンフォートゾーンに居続けるのは
自分の成長が望めないかもしれません。
新しいスキルの習得やキャリアの進展を目指すには、コンフォートゾーンを脱出することが必要です。
コンフォートゾーンからの脱出方法
1. 小さなステップで始める
コンフォートゾーンを脱出する第一歩は、無理をせず少しずつ新しいことに挑戦することです。
大きな変化を一度に求めるのではなく、小さな目標を設定し、達成感を積み重ねていくことで、自信をつけることを意識しましょう。
2. リスクを恐れない
新しい挑戦にはリスクがつきものです。
失敗を恐れずにリスクを取ることで、学びや成長の機会が得られます。
リスクを理解しつつ、積極的に挑戦する姿勢が時には必要です。
3. ポジティブなマインドセットを持つ
ポジティブなマインドセットを持つことで、困難な状況に直面しても前向きに対応できるようになります。
自己肯定感を高め、失敗を学びの機会と捉えることで、より大きな成長が期待できます。
4. サポートシステムを活用する
友人や家族、コーチングなどの周りのサポートをうけることも大切です。
周囲のサポートを得ることで、安心感を保ちながら新しい挑戦に取り組むことができます。
コンフォートゾーンからの脱出を継続するコツ
定期的な自己評価
コンフォートゾーンから脱出するプロセスは一度で終わるものではありません。
定期的に自分自身を評価し、現在の状態に満足していないか、さらに成長できる余地があるかを確認することが重要です。
成長記録をつける
成長の過程を記録することで、自己評価を行いやすくなります。
日記やアプリを活用したり、書く瞑想と呼ばれているジャーナリングを通して、目標の達成状況や新しい挑戦の結果を記録し、振り返りを行う習慣を身につけましょう。
まとめ
コンフォートゾーンを脱出することは、時に不安や恐怖を伴うものですが、それを乗り越えることで得られる成長や成功は計り知れません。
スモールステップから始め、ポジティブなマインドセットを持ち続けることで、誰でもコンフォートゾーンを脱出することができるはずです。
ここまで読んで下さりありがとうございます。